2021.12.22
2021/12/20 GDO決算、第3四半期累計も過去最高収益を記録
ゴルフポータルサイト「GDO」を運営する㈱ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO、石原信也代表取締役社長、東京都品川区)は11月11日、2021年12月期第3四半期(1月1日~9月30日)連結業績を発表した。
それによると、同期の売上高は291億87百万円で前年同期比21・6%増、営業利益は12億05百万円で510・6%増、経常利益は12億21百万円で358・5%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億91百万円。売上高及び各段階利益はすべて過去最高を記録したとしている。
当第3四半期連結累計期間において、日本経済は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により経済活動が制限されて個人消費は弱含みの動きとなった。企業収益や設備投資の回復等が景気を下支えしたものの、全体としては景気は厳しい状況で推移している。
ゴルフ市場においては、COVID-19の環境下で、ゴルフが感染リスクの低いレジャーであることが認知され需要の高まりを見せるとともに、COVID-19の影響下に求められる新しい生活様式に適応したプレースタイルが浸透する等、ゴルファーの需要スタイルは日々変化している。このような環境下、当社グループはゴルフ専門のITサービス企業として、圧倒的な情報量とゴルフに特化したサービス力を強みに、ゴルファーにより快適で楽しいゴルフライフを提供してきた。また、2021年2月に公表した中期経営計画「LEAD THE WAY」の基本方針に基づき、事業運営にも取り組んできたとしている。
売上高のセグメント別では、国内売上高が205億43百万円で7・8%増、海外売上高が86億43百万円で74・6%増となり、特に海外セグメントのインプルーブメント事業(ゴルフレッスン、クラブフィッティング・販売サービス等インドアゴルフレッスン中心にサポートする事業)が成長を力強く牽引。また、サービス別売上高については、その他事業110%増、インプルーブメント事業69%増、ゴルフ用品販売事業6%増、ゴルフ場予約事業3%減だった。ゴルフ場予約事業の売上高は減少しているが、送客売上高では収益性の高い送客サービスに集中し、需要を捉えた予約枠の拡充、各種マーケティング施策等で新規顧客が増加したことなどから、前年同期より24%増加しているという。
なお、2021年12月期(1月1日~12月31日)の連結業績予想は、今年8月12日公表から変更はなく、売上高402億円(19・3%増)営業利益14億50百万円(72・8%増)、経常利益14億40百万円(58・6%増)、当期純利益7億95百万円(204・0%増)を見込むとしている。