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2022.01.15
2022/1/15 世界のゴルフ人口、550万人増の6600万人に

R&Aとスポーツマーケティング調査(SMS)により、2016年からの5年間で世界のゴルフ人口が6100万人から550万人以上増加の6660万人となったことが12月14日に発表された。
SMSでは代表的な調査と専門家の見積もりを使用して世界のゴルファー総数を計算し、世界中のさまざまな地域の各国連盟から報告された参加データを収集。ゴルフ練習場の利用者を含む人数で、一時期減少した後に世界中で上昇し、2021年は特に増えたという。
このうち最も上昇した地域は、アジアで2090万人から2330万人に増えた。ヨーロッパは790万人から1060万人に増え、主にイギリスとアイルランドで360万人から570万人に増えて牽引した。北米は2990万人から3060万人に増えたという。

報告によると、ゴルフ人口の増加傾向はCovid-19の前に始まり、パンデミックの間に加速した。これは、ゴルファーが安全な屋外環境で社会的に距離を置き、身体的および精神的健康を高めるために活動を続けることができることから、ゴルフの人気が高まったと紹介している。
さらに、別の機関の調査結果を報告。パンデミック時のゴルファーの経験、プレーの動機、将来の長期計画についてアンケートした。そのうち新しいゴルファーの98%はゴルフを楽しんでいると回答し、95%は今後何年にもわたってゴルフを楽しむとした。
R&Aはパンデミックの影響にゴルフが対処するのを支援するためにCovid-19サポート基金を立ち上げたと紹介。700万ポンドの資金調達パッケージは、主に英国とアイルランドの全国連盟およびその他の関連団体を対象とし、各国の連盟へのさらなる支援は2022年に予定しているという。そしてR&Aは、より多くの人々がゴルフを始め、既存のゴルファーを維持できるように、スポーツのマーケティングと宣伝に役立つ一連の新しい施策を作成していると紹介している。

ちなみにイギリスでは、9ホールまたは18ホールのコースをプレーする大人の数は、Covid-19の流行前に徐々に増加し始め、2017年の250万人から2018年には280万人、2019年には300万人に増加し、その後急増。2020年には520万人に達したとしている。
R&Aの「Golf Around the World 2021 Fourth Edition」ではゴルフコース別トップ20を表にして紹介しており、アメリカがコース数1万6156、ホール数24万369、施設数1万4139でトップ、2番目に日本(3140、4万5165、2202)、3番目にイギリス(3101、4万6278、2660)、4番目にカナダ(2564、3万5586、2200)が挙げられている。韓国は8番目(810、9348、447)、中国は10番目(617、9054、402)。世界のコース数は3万8081、ホール数は54万4866となっている。

関連記事:2021/10/31 2020年ゴルフ人口、10・3%減の520万人に

※「ゴルフ特信」第6742号より一部抜粋

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