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2022.02.15
2022/2/15 北海道2021年入場者、前年比7・82%のプラスに

北海道の2021年入場者状況が、北海道ゴルフリポート(札幌市)の調べで明らかになった。
同リポートが集計した111コースの延べ入場者数は297万4664人にのぼり、前年同期の275万9043人に比べ21万5621人、率にして7・82%の増加を記録した。延べ営業日数は2万4735日で前年同期比1・07%増、18ホール換算(総ホール数2421)は2万2116人で前年同期比8・61%増、メンバー比率は30・2%で同1ポイント下落となっている。
地区別(全14地区)の状況についてみると、宗谷地区(4コース=稚内、歌登など)のみが延べ入場者数2万3878人で前年同期比1・50%のマイナスとなったが、あとの13地区は前年を上回った。最も伸びたのは、延べ営業日数が前年同期に比べ107日増えた石狩南地区(17コース=北広島、千歳など)で、延べ入場者数68万6636人で前年同期比13・70%と大幅に増加している。空知地区(10コース=由仁、栗山など)は26万3400人で12・36%増加しており、同地区も営業日数が50日増えている。以下、オホーツク地区(4コース=網走、北見など)6万1703人で8・76%の増加、渡島地区(7コース=函館、長万部など)18万3826人で7・99%の増加、釧路地区(2コース=鶴居、釧路)6万8553人で7・87%の増加などと続いた。

北海道ゴルフリポートによると、北海道の2021年は、3月が前年とほぼ変わらない営業コース数ながら集客力のある道央圏で天候に恵まれて3・2%増加したのに始まり、4月から7月にかけて新型コロナウイルスの影響で大幅減少した前年の反動によって14~31%の増加で推移した。8月は豪雨によるクローズが原因で1・1%の減少と初めてのマイナスを記録したが、9月以降は盛り返し9月1・6%の増加、10月2・8%の増加、11月8・5%の増加とプラスが続いた。12月は営業コースが前年同月に比べ5コース多い27コースで、営業日数も38日増えたことから、延べ入場者数1万9502人で22・7%増と大きく増えた。
9カ月で前年を上回り、唯一減少した8月も1%の落込みにとどまったため、年間の入場者実績は好調だった。もっとも、コロナ前の2019年との比較では、後志地区(前年同月比9%減)、胆振地区(6・5%減)、空知地区(5・6%減)、札幌地区(4・3%減)、石狩南地区及び石狩北地区(各2・6%減)の6地区でマイナスとなったのを他地区がカバーしているものの、トータルすると約6万人、率にして2%の減少だったとしている。

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※「ゴルフ特信」第6756号より一部抜粋

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