一季出版株式会社

2022.02.23
2022/2/23 全国判明分2021年入場者、前年比9・11%のプラス

栃木、東京、山梨3都県が明らかになり、全国判明分の2021年入場者状況がまとまった。
全国41都道府県1163コースの延べ入場者数は4964万6097人で、前年同期(1169コース)の4549万9745人に比べ414万6352人、9・11%の増加を記録した。2020年の実績は前年同期比3・82%の減少なので、12・93ポイントもの上昇となっている。
地区ごとの増減率を北から順にみていくと、北海道(110コース)7・82%増、東北地区(102コース)4・77%増、3都県計(154コース)13・38%増、中部地区(201コース)7・99%増、関西地区(236コース)9・91%増、中国地区(109コース)8・63%増、四国地区(58コース)5・69%増、九州地区(193コース)9・24%増と、大幅な伸びを示している。
2021年は、初の緊急事態宣言発出によってプレー控えとゴルフ場の営業自粛で大幅減少した昨年から一転、3密を避けられるスポーツとして若年層やゴルフ未経験者が新規に参入するなどで盛り返した。

県ごとでは、栃木県をはじめ計10県並びに福岡県南部地区で2桁増加を記録、昨年同宣言下で激減または台風や豪雨といった悪天候の影響を受けたところでの反動が大きかった。その他の県でも、前年並みの福島県(0・02%減)と小幅な伸びの宮崎県(1・83%増)を除き4%以上増加している。
一方、12月の全国判明分については、1079コースで389万8723人の延べ入場者を数え、前年同月に比べ3万522人、0・79%の増加となった。北日本や日本海側、山間部で雪が降り、東北や北陸では前年比2桁減となったが、西日本、特に九州、四国地区で落込み分を相殺している。
なお、2021年の全国判明分の実績をコロナ前の2019年同期と比較すると218万5310人、4・60%の増加という結果だった。

関連記事:2022/2/17 栃木、東京、山梨2021年入場者、2桁プラスを記録

※「ゴルフ特信」第6758号より一部抜粋

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