一季出版株式会社

2022.03.06
2022/3/6 令和3年プレー料金指数、101・5Pで1・5%上昇

総務省統計局が発表した令和3年12月の全国消費者物価指数(2020年基準、CPI)は100・0ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比0・5%上昇し、4カ月連続の上昇となった。また3年の年平均は99・8Pとなり、2年続けて0・2Pマイナスとなった。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の12月の全国指数は100・9Pで、前年同月比は2・0%下落し、18カ月振りの下落となった。「東京都区部」の12月のプレー料金指数は118・3P(1万5295円)で前年同月比は0・7%上昇し、5カ月振りの上昇となっている。ただし1月は94・1Pで1・9%減と2か月振りの下落となっている。

また全国ゴルフプレー料金の令和3年平均指数(1~12月)は101・5Pで前年比1・5%上昇し、これで5年連続上昇となった。東京都区部の3年は106・6Pで前年比で6・6%上昇し、8年連続の上昇。20世紀の指数に近づいており、全国と比べても料金の上昇度合いが大きくなっている。ただ上がりすぎたのか、東京都区部は一時調整局面となっている。ゴルフ練習場はゴルフ場に比べて大きな上下はないが、3年は0・1P上昇し100・1Pとなり、これで4年連続の上昇となっている。
ちなみに、小売物価統計による主要都市部の12月のゴルフプレー料金でみると、東京都区部が前出通り1万5295円(0・7%減)で最も高く、福島市が1289円(15・1%減)で低い。集計46都市のプレー料金は単純平均で5258円となり、前年の43都市での5433円と比べ3・2%の下落となっている。

関連記事:2022/2/4 11月プレー料金、全国17カ月上昇、東京4カ月連続下落

※「ゴルフ特信」第6762号より一部抜粋

過去のお知らせ一覧はこちら