㈱バンリューゴルフ（兵庫県姫路市）は、４月１日付けでホームページ（https://banryugolf.com/）を更新し、㈱徳山ゴルフがゴルフ場事業（徳山カントリークラブ）を、吸収分割方式により徳山ゴルフ合同会社に譲渡したと発表した。これによりグループゴルフ場数は１コース減少し、15コースとなった。
会員制の徳山カントリークラブ（27ホール、山口県周南市）は、２０１４年にエスフーズ㈱（東証プライム上場、兵庫県西宮市）の代表取締役社長である村上真之助氏が、新設分割でＰＧＭグループが設立した㈱徳山ゴルフの代表に就任。その後、バンリューゴルフとしてゴルフ場経営を拡大する拠点となった。昨年も伊東ＣＣ（静岡）や姫路相生ＣＣ（兵庫）と広島紅葉ＣＣ（広島）、今年も２月にぜんＣＣ（兵庫）を買収するなど拡大を続けてきた中での初めての売却となった。売却の理由や売却先の詳細については今のところ不明ながら、拡大基調は変更ないとみられることから、特別なオファーがあったものとみられる。

徳山ＣＣでは、今回の経営交代にあたり、会員に郵送で通知。ホームページ（https://tokuyamacc.com/）はバンリューゴルフのリンクページなどは外したが、会員のプレー権や処遇、従業員もそのまま継承したとしており、ゴルフ場運営も続けている。

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※「ゴルフ特信」第６７８２号より一部抜粋