2022.06.12
2022/6/12 リソルHD22年3月期決算、ゴルフ事業は増収増益
リソルホールディングス㈱(今泉芳親代表取締役社長、東京都新宿区)は5月12日に、2022年3月期(4~3月)の決算短信(連結)を発表した。
同期間の売上高は前年同期比7・0%増の209億02百万円で、営業利益は34・8%減の6億85百万円、経常利益は53・1%減の7億85百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は52・7%増の4億74百万円となった。
同期間のセグメント別の経営成績は、ホテル運営事業は売上高が前年同期比19・1%増の49億12百万円で利益は19億86百万円の損失(前期17億09百万円の損失)、ゴルフ場運営事業売上は30・6%増の47億64百万円で利益は389・7%増の5億61百万円、リソルの森(CCRC)事業は22・6%増の29億88百万円で利益は57百万円(1億05百万円の損失)、福利厚生事業は35・2%減の8億88百万円で73・3%減の36百万円の利益、再生エネルギー事業は45・1%増の17億98百万円で利益は3・6%増の6億28百万円、投資再生事業は22・2%減の57億38百万円で38・9%減の21億50百万円の利益となった。ゴルフ部門は新型コロナウイルス感染症拡大前の水準に回復したものの、ホテル運営事業は引き続き影響を受けたという。新規ではフェアウェイフロントヴィラ、リソルステイ、再生エネルギー事業に力を入れたとしている。
ゴルフ運営事業では、密を避けた安全な野外スポーツという認識が追い風となり集客は順調に推移した。プレー単価を需要に合わせて変動させる「レベニューマネジメント」、リソルカードG会員15万人、LINE登録者2万人などが安定集客につながったとしている。また「瀬戸内ゴルフリゾート」でのキャンプサイト運営などゴルフ外収益の獲得も図った。今後、大熱海国際GC他、新たな開発計画を進める。リソルの森でのゴルフ部門では、1ラウンドスルーのニーズを取り込み、客単価を大幅に改善したという。