2022.06.16
2022/6/16 4月プレー料金指数、109・1Pで2・8%上昇
総務省統計局が発表した令和4年4月の全国消費者物価指数(2020年基準、CPI)は101・4ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比2・1%上昇し、8カ月連続の上昇と物価高が続いている。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の4月の全国指数は109・1Pで、前年同月比は2・8%上昇した。3月は95・2Pで0・4%下落だったことから2カ月振りの上昇だが、4月はゴルフ場の利用者数も好調だったことが伝えられていたことから一部ゴルフ場では値上げも相次いだようだ。「東京都区部」も4月のプレー料金指数は117・8Pで3・0%上昇と大きく上昇、3月は99・0Pで1・6%下落し3カ月連続減だったので4カ月振りの上昇となった。
ちなみに21年度のゴルフプレー料金は前年同期比1・3%上昇の101・6(20年度は100・2、19年度99・6、18年度99・0、17年度98・0)でコロナ禍をまたがって4年度連続の上昇となり、わずかではあるが、やはり上昇が鮮明となっている。
小売物価統計による主要都市部の4月のゴルフプレー料金でみると、東京都区部が前出通り1万5342円(3・0%増)で最も高く、福島市が1518円(17・8%増)で低い。集計46都市のプレー料金は単純平均で5542円となり、前年の46都市での5487円と比べ55円、1・0%上昇し、4カ月連続の上昇(3月は5321円で48円、0・9%上昇)となっている。