2022.06.18
2022/6/18 18歳以上社会人に、始めようゴルフ Let’s play golf
コロナ下でも密を避けられるスポーツとして、新たにゴルフを始める人が増えている中、東北ゴルフ連盟(TGA)では競技人口の拡大を目的とした新規事業・TGA初心者ゴルフスクール「始めようゴルフ Let’s play golf」を起ち上げ、8月1日から6県の施設(主に練習場)で運営を開始する。
この事業は、18歳以上の社会人でゴルフ場でのラウンド未経験者、また長期間ゴルフを休んでいたブランクゴルファーを対象にゴルフスクールを開催するもの。
『これだけは知ってコースへ』(日本ゴルフ協会発行)を教本に用い、ゴルフの基本(技術)とエチケット・マナーの指導はレッスン会場に所属するプロが当たる。レッスンは2カ月にわたって1回につき60分、計4回実施するとしている。
受講料は無料で、登録料は2000円(税別)。受講する練習場へ直接申し込み、会員カードと教本を受け取る。なお、受講特典として、4回受講終了時に練習場プリペイドカード等2000円分が贈呈される。受講者は、これを機会にほとんど費用をかけずにゴルフを学ぶことができるわけだ。
TGAでは、新規事業を展開するにあたって約600万円の予算(初心者ゴルフスクール運営費540万円、ポスター・会員カード制作費20万円など)を予定している。東北6県(青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県)の各ゴルフ連盟幹事支配人と各県連事務局が主体となり、ゴルフスクールの開催会場や指導に当たるプロを選定する。ゴルフスクールを開催する施設には、受講生1人当たり6000円の助成があるという。
現在は、ゴルフスクールを開催する施設の募集活動を行っている段階で、6月中に協力施設を決定する。7月に入り協力施設への説明会(ZOOM)を開いて準備を進める一方で、マスコミやTGAのホームページ、Instagram等のSNS、ポスター・チラシで「始めようゴルフ Let’s play golf」を告知するという。
TGAによると「ゴルフスクールは、8月1日の運営開始から各会場で受講申込みを随時受け付けていきます」と話しており、この事業を継続していく考えを示している。初年度となる今年は受講者数900名(青森94名、秋田120名、岩手156名、宮城234名、山形86名、福島190名)を目指しており、来年以降は初心者コンペなどを開催する計画もある。