2022.08.21
2022/8/21 ENECHANGEもゴルフ場等にEV充電器を無料設置
東証グロース上場でエネルギープラットフォーム運営等のENECHANGE㈱(城口洋平代表取締役、東京都千代田区大手町)は、昨年11月から取り組むEV充電サービスを新しく「ENECHANGE EV CHARGE」へと一新し、2027年までにEV充電器3万台設置を目指すべく、各種補助金や融資等を活用し最大300億円の投資をすると発表した。
従来の「モデル1」に加え、新たに補助金対象となる6kW対応の普通充電器「モデル2」をラインナップに追加。目的地充電用途で設置されている普通充電器の多くは3kW出力であり、従来の倍速となるEV CHARGEなら限られた滞在時間の中で効率的に充電できるという。専用アプリと組み合わせることで、EV充電スポットの検索から、充電・決済までをワンストップで行うことが可能としている。
導入支援キャンペーンとして、国の補助金制度に独自の導入支援金を上乗せし、導入する施設・駐車場オーナーには6月30日から実質無料でEV充電器を設置してもらえるキャンペーンを行うという。同キャンペーンでは、新規設置の施設だけでなく、既存のEV充電設備をリプレースしたい施設も対象にするとしている。
対象施設は日本全国の宿泊施設、ゴルフ場、商業施設。すでに50社以上のパートナーと提携し、EV充電設備の設置を進めているとしているが設置数拡大に向けて500社を目指し、EV CHARGE代理店の営業活動をしてもらうという。問合せ先はEV充電サービス事業部。
同社では5月20日のプレスリリースで、「エネチェンジEV充電サービス」を米原ゴルフ倶楽部(18ホール、千葉県市原市)に設置し、ビジター向けに月額利用料なしで都度充電が可能な普通充電器2基を設置したと発表している。千葉県へは初の設置としている。