一季出版株式会社

2022.09.06
2022/9/6 ㈱アコーディア・ゴルフ、ネクスト・ゴルフを吸収合併

㈱アコーディア・ゴルフ(石井歓代表取締役社長CEO、東京都品川区)は7月22日、グループ運営の更なる強化を目的として、ネクスト・ゴルフ・マネジメント㈱(同、同)を今年10月1日付けで吸収合併すると発表した。
今後もアコーディア・ネクストグループが一体となり、これまでのノウハウを融合させ、全国で運営するゴルフ場、ゴルフ練習場でのオペレーションの統一による効率化を図ることでグループの更なる成長を目指すという。なお合併に伴う運営体制の変更はなく引き続き「アコーディア・ゴルフ」、「ネクスト・ゴルフ・マネジメント」のゴルフ場ブランドで事業展開するので、取引先企業やお客との関係にも影響ないとしている。

合併方式は㈱アコーディア・ゴルフを存続会社とする吸収合併。132ゴルフ場、25ゴルフ練習場を運営する㈱アコーディア・ゴルフと、37ゴルフ場、2ゴルフ練習場を運営するネクスト・ゴルフ・マネジメント㈱が合併することで、運営施設は1都1道2府32県に計169ゴルフ場、27練習場を運営し、運営施設数では国内第一位(PGMは現在保有145コース・運営146コース)となる。また年間延べ1200万人以上の利用者数、従業員はグループでパート・アルバイトを含め約1万300人を擁する。アコーディア・ゴルフは2003年のブランド創設以来、年齢や性別に関係なく誰もが気軽に楽しめるスポーツ・レジャーとしてのゴルフ環境の提供を目指し、ゴルフ場およびゴルフ練習場を運営してきたとし、2017年から成田GC(千葉)にて米国PGAツアーチャンピオンズ、2019年からアコーディア・ゴルフ習志野CC(同)にて米国PGAツアートーナメントを開催しているとも紹介した。
また同社は7月22日付けで「鹿児島ガーデンゴルフ倶楽部松元コース」(18ホール、鹿児島市)をインフラテック㈱(松﨑秀雄代表取締役社長、鹿児島市)より取得するとも発表した。

同GCについては1993年に開場し、人口59万人を擁する鹿児島市の中心部から一般道で30分程度と立地に恵まれている。コースは18ホール、パー72、ベント1グリーンで標高300メートルの自然の丘陵を活かした景観がプレーヤーの視覚を楽しませる。また、全体的にOBの出難い開放的なホールが多く、各ホールは適度な距離で、起伏も緩やかであることから、初心者や女性、高齢者には易しく、要所に配したバンカーやクリークは、ショットの落とし所を考えさせ、中級者や上級者にとっても楽しめるレイアウトとなっていると紹介している。同GCは今後「アコーディア・ゴルフ」ブランドで運営する予定で「ACCORDIA NEXT ポイントプログラム」を活用して近隣のゴルファーがより気軽に利用できるようになるという。同グループは同県内で湯の浦CCも運営している。

譲渡会社のインフラテック㈱はインフラパーツの製造販売等を事業とする会社と紹介、同社グループとの資本関係はないとしている。
また取得対象会社は今年9月1日設立予定の㈱鹿児島ガーデンゴルフ倶楽部(松﨑秀雄代表取締役、東京都品川区、資本金5000万円)となり、今年9月1日引き渡し(予定)。今年6月30日付けで株式譲渡契約を締結済み。株式の譲渡額は非公表としている。
この譲渡契約は地元新聞でも報じられ、新会社が従業員34名の雇用や会員権も引き継ぐという。会員数は165名としている。
これによりアコーディア・ネクストグループは、1コース増の170ゴルフ場所有・運営となる。

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※「ゴルフ特信」第6826号より一部抜粋

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