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2022.09.08
2022/9/8 北海道2022年上半期入場者、前年比6・99%の増加

北海道の2022年上半期(オープンから6月末まで)の入場者状況が、北海道ゴルフリポート(札幌市)の調べで明らかになった。
それによると、2022年上半期の延べ入場者は110万4138人を数え、前年同期の103万1984人に比べ7万2154人、率にして6・99%増加し、これで2年連続のプラスとなっている。1コース平均入場者数は前年同期比650人増の9947人。

地区別(14地区)の入場者状況をみると、石狩南地区(北広島、千歳など17コース)が前年同期比12・33%増、空知地区(由仁、栗山など10コース)が10・19%増と2地区で2年連続2桁増を記録したのをはじめ、札幌地区(8コース)9・65%増など計7地区で1~9%の伸び、釧路地区(2コース)0・43%増など計4地区で前年並みと続き、留萌地区(1コース)は6・09%減と唯一マイナスとなった。
延べ営業日数が全12地区で前年を下回り、トータル8665日で前年同期比311日少なかったにもかかわらず、留萌地区を除いて前年実績を超える好調ぶりをみせた。
北海道の今年上半期をみると、3月は大雪、融雪の遅れで前年同月比86%減となり、4月が道央圏及び胆振地区を中心にオープンが大幅に遅れたものの全道的に少雨だっったこともあり4・6%増となった。5月はゴルフシーズンに入り、昨年までのような新型コロナウイルスへの行動規制がなく通常営業でき、天候に恵まれコンペ開催も戻ってきたことから14・2%増と好調だった。

6月は6地区で増加、6地区で減少と二分したが、増加したうち4地区で2桁プラスとなり、トータル7・5%増となった。3カ月連続で増加を記録しているが、北海道ゴルフリポートによると「地域によって降雨、低温の影響で予約が伸びず、人数的には5月の約5万人増に対し6月は3万人増にとどまった」としている。

関連記事:2022/2/15 北海道2021年入場者、前年比7・82%のプラスに

※「ゴルフ特信」第6826号より一部抜粋

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