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2022.10.10
2022/10/10 GDO決算、第2四半期累計、海外の存在感が増す

ゴルフポータルサイト「GDO」等を運営する㈱ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO、石坂信也代表取締役社長、東京都品川区)は8月12日、2022年12月期第2四半期(1月1日~6月30日)連結業績を発表した。

同期売上高は213億52百万円で前年同期比11・9%増、営業利益は8億50百万円で11・2%減、経常利益は8億62百万円で10・5%減となった。今年2月15日付けで米国子会社の債務免除益により、特別利益として8億10百万円を計上しており、同期の親会社株主に帰属する四半期純利益は13億98百万円で121・3%増となった。
業績説明では、国内は2月の降雪やCOVID-19の影響等で苦戦した一方で、4月以降はこれを挽回。「収益認識会計基準」を適用したことにより、売上高は130億09百万円で前年同期比4・3%減に対し、利益は7億48百万円(23・9%減)と伸び悩んだ。海外は、強いゴルフ需要により前年から積極的に直営店舗を増加させていること等が奏功し売上高83億43百万円(52・0%増)、利益は1億02百万円(24百万円の損失)となったとしている。

一方8月31日付けでゴルフ用弾道測定器「SkyTrak」関連事業をSkyTrakグループより約87・7億円で取得すると発表しており、約156億円のシンジケートローン契約を締結し、資金の借り入れを実施することも決議している。
決算説明資料では、ゴルフ需要は底堅く推移し、特に海外事業がけん引し、売上高、EBITDAは2桁成長し過去最高を実現したと報告。米国ではゴルフレッスンが特に成長し、海外の売上はGOLFTECの成長が顕著だったという。
国内でのゴルフ場送客サービスは第1四半期のマイナスを第2四半期でカバーし、好調だった前年上期を上回ったとしている。クラブの商材不足は新製品を中心に解消傾向にあるが、ウェアの特価商材不足は継続。ゴルフ練習場でのトップトレーサー・レンジは導入施設数・打席数とも増加(6月末時点69施設・5622打席)し、7月以降も14施設が導入を予定しているという。

米国のゴルフ環境は、用品市場が前年比2桁成長で推移し、ラウンド市場は前年比減少となるもCOVID-19前との比較では増加を維持。ゴルファーの楽しみ方はゴルフ場以外でのOFFコースゴルファーが拡大し、新しいテクノロジーがゴルフの習慣や楽しみ方に影響するなど〝ゴルフの多様化が進み、より身近のものへ〟なっているという。

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※「ゴルフ特信」第6836号より一部抜粋

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