2023.02.09
2023/2/9 全国判明分11月入場者、全国的に低調でトータル1%減
全国判明分の11月入場者状況が、ゴルフ業界専門情報サイトやゴルフ団体の調べでこのほど判明した。
北から順にみていくと、北海道(北海道ゴルフリポート調べ、108コース)は延べ入場者数18万2196人で前年同月比0・81%の減少、東北地区(東北ゴルフ連盟調べ、102コース)は33万8357人で3・14%の増加、栃木・東京・山梨3都県(156コース=栃木県ゴルフ場協議会調べ、102コース、東京都ゴルフ場支配人会調べ、16コース、山梨県ゴルフ場支配人会調べ、38コース)は68万1059人で1・62%の減少、中部地区(中部ゴルフ連盟調べ、201コース)は91万9828人で2・35%の減少。関西以西は、関西地区(一般社団法人・関西ゴルフ連盟調べ、236コース)が111万4038人で2・65%の減少、中国地区(一般財団法人・中国ゴルフ連盟調べ、107コース)が43万1479人で2・57%の減少、四国地区(四国ゴルフ連盟調べ、57コース)が21万4661人で2・41%の減少、九州地区(九州ゴルフ連盟調べ、191コース)が85万9298人で2・43%の増加となった。
全国(41都道府県)トータルでは、1158コースの延べ入場者が474万916人を数え、前年同月の479万2058人(1161コース集計)に比べ5万1142人の減少、率にして1・07%の減少を記録している。
11月は、天候に恵まれ、土・日祝日の日数が昨年11月と同じ状況だったものの、27都道府県で0%~約6%のマイナスとなっている。マイナスとなった27都道府県はいずれも、昨年11月に新型コロナウイルス感染拡大による減少の反動で大幅に増加しており、2年連続増加とはいかなかった。なお、今年11月で増加したのは、前年落ち込んだ東北地区6県、北陸・島根の日本海側4県、北九州地域4県のトータル14県だった。
一方、全国判明分の1~11月累計入場者状況については、1160コース集計で延べ入場者数4668万8714人となり、前年同期(1164コース集計)の4567万6470人に比べ101万2244人、2・22%の増加を記録している。
地区別では、北から順に北海道4・70%の増加、東北地区0・26%の減少、3都県計2・27%の増加、中部地区1・09%の増加、関西地区1・83%の増加、中国地区2・48%の増加、四国地区2・96%の増加、九州地区3・63%の増加となっている。
東北地区は微減ながら唯一のマイナスとなっているが、11月に3・14%増加と盛り返しており、12月の動向が気になるところ。あとの地区は年末の天候次第ではあるが、年間入場者2年連続増加の可能性が高い。