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2023.04.11
2023/4/11 加西インターカントリークラブ(兵庫)韓国SGグループ入り

1968(昭和43)年開場の加西インターカントリークラブ(18ホール、兵庫県加西市)は、2020年3月から運営が東進㈱(浅田雅彦社長)に代わり、ホームページに〝名門復活中!!〟の文字を掲げ、様々な取組みを行ってきたが、新たなオーナーに韓国SGグループを迎え、クラブハウスやコースの改修工事を本格的に行っていることがわかった。
同クラブの以前の経営会社・㈱山陽カンツリー倶楽部は再生手続中だった2001年12月より旧・山陽CCから現ゴルフ場名に変更、2003年7月に民事再生計画案が認可決定を受け、舞鶴CC(グリーンメンバーズ)グループ他が出資する受皿会社・㈲加西インターCCが、再生会社の債務を引き受けるとともに、同CCの以前の運営会社である加西商産㈱が資金面の貸付けを行い、ゴルフ場の収益で弁済する形で再建してきた。今は㈲加西インターCCは閉鎖され、加西商産㈱は昨年10月3日に東進㈱の浅田雅彦社長が代表者に就任した。

同クラブによるとオーナー交代は昨年11月からで、運営は従来通り、東進㈱が行い、支配人には浅田雅彦社長が兼任で就任したという。
リニューアル工事としては現在クラブハウスはフロア絨毯、トイレ、コンペルームの改装を行っている。また上田治氏設計のコースの方はカート道路の整備中ですでに1~5番まで終了、昨夏に傷んだグリーンの補修も1グリーンを分割して順次行っている。
会員のプレー権は従来通り。ホームページにある通り、正会員の募集(入会金はゼロで10年据置きの入会保証金は10万円、年会費3・96万円、名義変更での入会は税込11万円)も引き続き行っている。会員特典での舞鶴CCでの会員料金プレーはオーナーが変わっても残しているという。

新オーナーの韓国SGグループは、上場会社のSG&G、SG世界物産、シミュレーションゴルフのSGゴルフなどがある。日本では最新・ゴルフシミュレータSDRとして展開、大三機材㈱のSG GOLF JPN事業部が紹介しているSDR搭載ゴルフコースに同G&Rが〝制作中〟としてエントリーされている。
ちなみに韓国ではSG美しいG&R、SGGCとゴルフ場も運営しているようで、日本語に訳してもユニークな名称のSG美しいCCは、コースはナイターゴルフも可能で、フィギュア(人形)など〝写真映え〟するオブジェや建物も多い。

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「ゴルフ特信」第6903号より一部抜粋

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