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2023.06.03
2023/6/3 西脇カントリークラブ(兵庫)4月1日から18ホール営業に注力

淀川製鋼所系列の西脇カントリークラブ(27ホール、兵庫県西脇市、経営=ヨドコウ興発㈱、大阪市)は27ホールのうち、北コース(9ホール、パー36)を3月31日をもって閉鎖し、4月1日から西コース、東コースの18ホール(パー72)体制に移行する。
同クラブは1974(昭和49)年10月開場で、昨年1月からクラブハウスのリニューアル工事に着手、コースも東コース、西コースの順でリニューアル工事を実施した。クラブハウスは老朽化により耐震構造に変えるため実施し、昨年内で工事が終了、各施設も一新させた。コースはカート道路をフェアウェイに近いレイアウトに変更し、カートのスピードもアップさせたため、プレーヤーがラウンドしやすくなったという。1月27日・28日に予定していた『リニューアルオープンコンペ』は同時期に積雪によるクローズとなったため、2月15日と23日に変更して実施した。

北コースはバックアップコースとしての位置づけだった。〝さよなら北コース〟として3月2~8日の平日に利用できるよう開放し、4月からは完全閉鎖となる。これについて同クラブでは「品質向上のために18ホールの営業に注力する」と説明し、北コースの跡地利用は特に決まっていないとしている。同CCのコースは上田治氏に師事した阿部恒雄氏が27ホールとも設計したものだった。
4月1日からは18ホール体制となるが、環境に対する取組みの一環として、浴室に設置のビニール袋を廃止すると案内している。

なお、コースの立地は中国自動車道・滝野・社ICから車で約20分。同CCが所在する西脇市は東経135度・北緯35度の交差点があり、「日本列島の中心」に当たることから、「日本のへそ」のまちとして知られるという。

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「ゴルフ特信」第6915号より一部抜粋

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