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2023.08.27
2023/8/27 WGD開催の約140コース、32都道府県にまたがる

WGDは、JGAの呼びかけで2023年に一挙に増えたもので、登録申請ゴルフ場の所在地で東日本89カ所、西日本51カ所で東日本が多くなっている。
県別では千葉県18カ所、香川県16カ所、埼玉県14カ所、茨城県11カ所、兵庫県8カ所などで、香川県が目立つ。登録している高松CCやアルファ津田CC等によると県ゴルフ協会に加盟する16ゴルフ場がともに登録申請したもの。高松CCではコンペ賞品にゴルフ用品の他、お菓子詰合せも用意、参加賞としてチップマーカー、倶楽部オリジナル靴下を進呈、食事・ドリンクバー・プチデザート付きなど女性向けの企画を用意している。
グループで取り組むゴルフ場も多く、5月30日~6月6日に「女性ゴルファーの日」企画を太平洋C大洗シャーウッド(茨城県)など太平洋クラブグループ(金乃台CC、茨城県、ゴルフアカデミーを含む)全体で企画・実施すると発表しており、グループ19ゴルフ場が登録した。するとJGAの平山伸子常務理事から感謝状、R&Aアジア太平洋ディレクターのドミニク・ウォール氏からは感謝のビデオレターが届いたとして太平洋クラブサイトで紹介している。

日本でWGD開催の先駆けの1つでもあったアコーディア・ゴルフは昨年の3カ所から、今年は10カ所に増やして開催する。詳しくは入会無料の「Friends(フレンズ)」サイト(https://www.accordiagolf.com/friends/)にて案内しており、WGD期間に限らず、毎月女性向けのイベントを多数案内している。
アルペングループのゴルフ5Cオークビレッヂ(千葉県)などグループ5コースも開催登録し、女性応援ウィークとしてデザートやお土産付きの他、スクラッチカードを使ったビンゴゴルフを開催、6月6日には女性のオープンコンペも企画している。

BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップの宍戸ヒルズCC(茨城県)は、WGD開催期間につき女性の観戦を無料にした上で、無料のレッスンイベントなどを開催する。
また一昨年に東京五輪ゴルフの会場ともなった一般社団法人・霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉県)は、6月6日に会員の家族や友人10名程度を招いて、練習場にてゴルフのレッスンを企画。程ケ谷CC(神奈川県)も6月6日に女性だけのコンペを開く予定だが、メンバーの奥様を対象にする方針で誰でも参加を受け付けるわけではないという。
団体関係では、一般社団法人・日本ゴルフ用品協会(JGGA)が第2回ウィメンズゴルフJGGAカップ<東日本>を、紫CCあやめコース(千葉県)にて6月2日に開催。<西日本>大会も6月6日に東条の森CC東条コース(兵庫県)にて開催することを発表済み。

各ゴルフ場毎にイベント内容を変えて、女性だけのコンペを企画したりするゴルフ場が多いが、雨が多くなっている関係やイベントを開催するコースが増える影響か、定員を100名予定するなど多めの設定にしたコースは枠に達しないケースも発生しているようだ。
いずれにしても、ゴルフ場以外に都内等でWGD期間にイベント開催を表明する企業もあり、WGDが定着していきそうな雰囲気となってきた。
今後もJGAではWGDをきっかけに女性のゴルフ振興を推し進めていく方針で、この期間、ゴルフ場の女性来場者数がどれだけ増えたかや、どういったイベントが望ましく、効果的なのかなどのアンケート集計など、今後に活かす取組みも望みたいところだ。

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「ゴルフ特信」第6944号より一部抜粋

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