2023.08.30
2023/8/30 NGKの12期事業計画案、中長期ビジョンを推進
第12期の事業計画案としては、ゴルフ場利用者数の秋口以降は9月が3%減、11月が2%減、12月が6%減とやや陰っている中で「ポストコロナ社会」に移行するに当たっては、持続可能なゴルフ産業の発展を目指すとして前年度に策定した「中長期ビジョン:ゴルフ界はウェルビーイングな社会の実現に貢献する」の基本的視座である「コロナ禍を経た生活者の価値観変化」、「少子超高齢社会で迎える人口減少等の社会変革」、「持続可能性の追求」の3点から、具体的な活動を展開していくことが重要としている。
そして事業計画としては、①ゴルフ普及計画(「中長期ビジョン」と「ミッション」。顧客のニーズ把握、経営施策のDX化の研究、「健康経営」を目指す企業に「ゴルフ・ゴルフ場」の活用提案等)、②労働力不足への対応--等、主に前期事業計画①の「新型コロナウイルス感染防止」を除いた事業計画を予定している。
総会後開かれた懇親会では、高桑耐理事長が挨拶した後、病気療養中だった手塚寛会長(前理事長、㈱朝日コーポレーション社長)が元気に復帰して挨拶するなど各団体の来賓者やゴルフ場経営者、賛助会員のゴルフ業界関係者が集まり、交流を図った。
なお、同協会では今年からゴルフ場利用税に基づく全国ゴルフ場利用者数を毎月、発表している。
2023年1月度は2020施設(7施設減)で対前年比2・1%減の525万7390人(課税者数は12万3611人減の410万4211人、非課税者数は1万2281人増の115万3179人)と22年11月度以降3カ月連続で前年同月を下回った。2月度は2013施設(14施設減)で37万6062人、7・9%増の512万1278人(課税者数は22万340人増の392万6258人、非課税者数は15万5722人増の119万5020人)と4カ月振りに前年同月を上回った。