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2023.10.08
2023/10/8 新山口CC(山口)「毛利庭園ゴルフ倶楽部」に変更

2016年4月28日からバンリューゴルフグループの㈱新山口カンツリー倶楽部にて運営を行ってきた新山口カンツリー倶楽部が今年5月1日付けで、資産譲渡方式により、㈱毛利庭園ゴルフ倶楽部にゴルフ場事業を譲渡され、新たな経営母体のもとで運営を開始している。
新経営会社の㈱毛利庭園ゴルフ倶楽部(田村伊正代表取締役、山口県防府市)は、ゴルフ場名を「毛利庭園ゴルフ倶楽部」(18ホール)に名称変更し、HP(https://mohrigardengolf.com/)も新しくしている。

18ホール、パー72、6081ヤードと距離は短めだが、瀬戸内海や防府市内を見渡せる風光明媚な山岳コースという。グリーンはコーライ1グリーン。ホームページではプレー料金は食事付きでメンバーが平日5000円、土・日祝日5600円、通常ビジター平日6200円(優待ビジター5750円)、土曜・祝日7500円(7000円)、日曜日8000円(7800円)、月曜日セルフデーは食事・ロッカー・風呂なしのメンバー3100円、ビジター4500円(4100円)の手ごろな料金を維持。コンペ応援プランや9H、18Hの早朝・薄暮プレーも受け入れている。
同倶楽部によると運営方針や支配人も変わりなく、メンバーの権利は引継いでいるという。

同ゴルフ場は元々、旧毛利家の敷地を使って造られ、井上誠一氏がコース設計した山口県最古のゴルフ場(昭和27年7月開場)。山口カンツリー倶楽部として社団法人・山口カンツリー倶楽部が経営してきたが、平成20年12月の公益法人改革関連法施行に先立ち、社団法人を解散することを決議。ゴルフ場事業については本紙4853号既報通り、予備校やゴルフ場を運営し、山口県内の近隣で学校法人の運営も行うタカガワグループに譲渡することを決め、2008(平和20)年8月にタカガワグループの㈱タカガワアソシエイツへ事業譲渡し、タカガワ新山口CCに名称を変更。上記通り、2016年4月28日から新山口CCとして運営してきた。
新経営会社の田村伊正(たむら・これまさ)代表取締役は、総合建設業の協和建設工業㈱(山口県萩市)を営んでおり、萩・石見CC(18ホール、山口県萩市)を運営する萩石見カントリー倶楽部㈱も同グループであり、県内2コース目の経営となった。
毛利氏庭園は、旧藩主毛利氏の邸宅及び庭園。萩市も毛利家が江戸時代に城を構えた地であり、ゴルフ場を引き受けるにあたっての想いもあったようだ。

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「ゴルフ特信」第6957号より一部抜粋

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