一季出版株式会社

2023.11.27
2023/11/27 全国判明分2023年上半期入場者、前年比1・41%減

北海道から九州地区までの全国判明分(41都道府県)の上半期(1~6月)入場者をまとめた。
上半期の状況については、全国1157コースの延べ入場者数は2315万106人で、前年同期の2348万317人に比べ33万211人、率にして1・41%の減少となった。また、1コース平均入場者を算出すると、23年上半期は2万9人を数え、前年同期より285人少なかった。
地区別でみると、北海道(5・55%増)と東北地区(4・36%増)は暖冬少雪で入場者を伸ばすなど好調をキープしているが、関東から西にかけては1~4%の減少と前年実績を下回っている。

一方、6月の全国判明分入場者は1159コースで432万9252人を数え、前年同月(1156コース)の457万6403人より24万7151人の減少、5・40%の減少と大きく落ち込んだ。
地区別では、北海道が前年同月比7・08%増で唯一プラスとなった。都道府県別では、北海道をはじめ秋田県(1・44%増)、佐賀県(1・54%増)、熊本県(4・66%増)、沖縄県(1・02%増)の5道県で増加、あとの36都府県は減少となった。
6月は、梅雨前線及び台風2号によって西日本から東日本の太平洋側を中心に大雨となり、各地で線状降水帯が発生するなど荒天に見舞われた。豪雨被害に見舞われた和歌山県では21・37%の減少を記録し、以下、鳥取県(20・49%減)、鹿児島県(15・03%減)、愛知県(11・31%減)の3県で2桁減少となった。

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「ゴルフ特信」第6972号より一部抜粋

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