一季出版株式会社

2024.01.03
2024/1/3 佐賀市に現地決済型ふるさと納税システム

アステナミネルヴァ㈱(清水雅楽乃代表取締役社長、石川県珠洲市)は、現地決済型ふるさと納税『ふるさとNow』を、9月6日から佐賀県で初めて導入し佐賀市で利用開始することになったと発表した。
『ふるさとNow』は訪れた施設に設置されているタブレット端末でふるさと納税をすると、その場ですぐに返礼品を受け取れる仕組み。会員登録不要で寄付に必要な情報をタブレット端末に入力するだけなので、待ち時間の間などでもふるさと納税をすることができるという。そのため、ふるさと納税が初めての方にも気軽に使っていただけるとしている。
また同社によると昨今、ふるさと納税の経費率の高さが一つの社会問題として取り上げられ始めている。総務省は、ふるさと納税の経費率算定基準の見直しを今年10月に行う予定で、各自治体は新基準により、さらなる経費率の削減が求められている。そうした中、『ふるさとNow』は、ECモール型のふるさと納税サイトとは異なり、現地で納税し返礼品の受け渡しとなり、配送料などの経費がかからないため、今年10月以降の新基準対応に頭を悩ませている地方自治体の経費率削減に大きく貢献できるとしている。

今回導入予定の佐賀市内のゴルフ場やカート場は、国道263号沿いに位置し、福岡市内からも長崎自動車道からも大変アクセスが良く、観光資源として注目を集めているエリアと紹介。本取組が、佐賀市の観光財源の有効活用による新たな財源の創出と、地域や施設の魅力をより強く感じていただくきっかけになればと考えているという。
佐賀市内の導入ゴルフ場は北山CC、フジCC、大和不動CCの3ゴルフ場で、寄付金額1万円で3000円の施設利用券1枚、5万円で施設利用券5枚、10万円で施設利用券10枚が返礼品として当日から利用できる。
『ふるさとNow』を通じて集められた寄付金は、①未来ある子どもたちのために、②誰もが暮らしやすい福祉のために、③佐賀の環境の豊かさのために、④日本一の〝バルーンのまち〟を進めます!、⑤NPO・地域活動への応援のために、⑥個性あるまちづくりを目指して、⑦スポーツ・文化のために、⑧市長おまかせ(指定なし)--に活用される予定としている。

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「ゴルフ特信」第6986号より一部抜粋

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