2024.02.07
2024/2/7 北海道9月迄入場者、前年比3・71%増で3年連続増に
北海道の2023年オープン~9月入場者状況が、北海道ゴルフリポート(札幌市)の調査により判明した。
それによると、調査した道内ゴルフ場110コースの延べ入場者数は257万3244人で、前年同期の248万1085人に比べ9万2159人、率にして3・71%の増加となり、これで3年連続のプラスを記録した。
地区別(14地区)の状況をみると、後志地区(9コース=小樽、ニセコなど)が前年同期比11・49%増と2桁の伸びをみせ、以下、胆振地区(18コース=苫小牧、安平など)及び渡島地区(6コース=函館、鹿部など)9・61%増、石狩南地区(17コース=北広島、千歳など)4・94%増など合わせて9地区でプラスとなった。減少は5地区で、石狩北地区(12コース=石狩、当別など)0・99%減、オホーツク地区(4コース=北見、紋別など)1・92%減、日高地区(1コース)2・96%減、宗谷地区(4コース=稚内、枝幸など)5・88%減、上川地区(11コース=旭川、富良野など)6・92%減。
北海道は、暖冬少雪によって順調なスタートを切った。4月以降は荒天に見舞われながらも、道外や国外からの集客が好調で、前年実績を下回った月が4月のみ(4月3・2%減、5月2・0%増、6月6・4%増、7月2・9%増、8月2・3%増)だった。
9月については、ゲリラ豪雨等によって16コースで1~3日クローズを余儀なくされるなど雨の多い月となった。しかし、道外、国外からの集客が前年より回復したことから、110コースの延べ入場者数は45万7943人で前年同月に比べ1932人、0・42%増と前年並みを維持した。