2024.02.11
2024/2/11 関西地区1~9月入場者、前年比3・22%のマイナスに
関西地区の2023年1~9月入場者状況が、一般社団法人・関西ゴルフ連盟(KGU)の調べで明らかになった。
それによると、KGUに加盟する2府4県236倶楽部の延べ入場者は830万4886人を数え、前年同期の858万1617人に比べ27万6731人、3・22%の減少を記録した。2020年同期の5・01%減以来3年振りのマイナスとなった。
府県別の延べ入場者は、大阪府(加盟29倶楽部)が延べ入場者数126万9528人で前年同期比2・23%の減少となったのをはじめ、以下、京都府(24倶楽部)87万5333人で2・91%減、奈良県(30倶楽部)101万5534で3・32%減、兵庫県(109倶楽部)371万618人で3・36%減、滋賀県(29倶楽部)101万2538人で3・52%減、和歌山県(15倶楽部)42万1335人で4・68%減と続いた。6府県すべてで前年実績を下回っており、和歌山県の落込みが大きかった。
関西地区では、第1四半期(1~3月)が寒波のため全6府県で減少したことから全体で2%台のマイナスとなり、第2四半期(4~6月)も6月に和歌山県で豪雨被害があり8%減少するなど低迷した。第3四半期(7~9月)については、7月が2・32%増となったが、8月は猛暑とお盆時期の台風によって7%の大幅マイナスを記録。9月は、滋賀県の前年同月比5・93%増をはじめ全府県で前年実績を上回り、トータル2・18%増と2カ月振りにプラスとなった。
なお、関西地区の1倶楽部平均入場者数は3万5190人で、前年同期に比べ1173人の減少となった。府県別では、5府県で1000人以上のマイナスを記録しており、その内和歌山県では2万8099人で前年同期より1380人も減少している。1倶楽部平均最多は大阪府で、前年同期より999人減少しているものの4万3777人と4万人台をキープしている。