一季出版株式会社

2024.02.21
2024/2/21 全国判明分の1~9月入場者、前年比1・41%減少に

北海道から九州地区にかけての全国判明分2023年1~9月入場者動向が明らかになった。
地区別の増減率を北から順にみていくと、北海道(北海道ゴルフリポート調べ、110コース)は前年同期比3・71%増(1~8月累計は前年同期比3・80%増=以下同)、東北地区(東北ゴルフ連盟調べ、101コース)は0・40%増(1・74%増)、栃木県(県ゴルフ場協議会調べ、101コース)は1・69%減(1・87%減)、東京都(都ゴルフ場支配人会調べ、16コース)は1・74%減(2・26%減)、山梨県(県ゴルフ場支配人会調べ、38コース)は0・80%減(1・59%減)、中部地区(中部ゴルフ連盟調べ、201コース)は1・59%減(2・16%減)。関西地区(一社・関西ゴルフ連盟調べ、236コース)は3・22%減(3・93%減)、中国地区(一財・中国ゴルフ連盟調べ、107コース)は3・74%減(3・34%増)、四国地区(四国ゴルフ連盟調べ、58コース)は2・18%減(3・62%増)、九州地区(九州ゴルフ連盟調べ、191コース)は0・04%増(3・88%増)。

全国41都道府県トータル(1160コース)では、延べ入場者は3620万2684人を数え、前年同期(1159コース)の3671万9187人に比べ51万6503人、率にして1・41%の減少(1~8月累計2・04%減)となった。
今年1~9月で前年実績に比べ増加したのは41都道府県中10道県。前年は31都道府県が増加だったので、前年とは真逆な結果となった。ゴルフシーズンを迎えてから天候不順に見舞われ来場者が落ち込み、夏場には猛暑でゴルフ控えが目立った。

一方、全国41都道府県の9月入場者については、1160コースで延べ456万5887人を数え、前年同月(1159コース集計)の443万5021人に比べ13万866人、率にして2・95%増加した。今年3月以来6カ月振りのプラスとなった。
都道府県別でみると、東北地区6県で暑さや天候不順により客足を落として軒並み大きく減少(青森4・82%減、福島5・85%減、岩手6・68%減、宮城6・75%減、山形6・83%減、秋田10・92%減)した以外はおおむね好調だった。増加した中では九州地区4県で2桁増加(宮崎29・30%増、大分18・73%増、熊本15・00%増、鹿児島10・48%増)を記録している。

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「ゴルフ特信」第7005号より一部抜粋

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