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2024.03.20
2024/3/20 インドアゴルフ施設、196施設増の1518施設に

公益社団法人・全日本ゴルフ練習場(JGRA、横山雅也会長、東京都渋谷区)は、10月31日現在での全国ゴルフ練習場施設数を調査・集計し、ホームページで掲載した。
調査は同連盟が独自調査したとし、調査方法は連盟会報誌を全国練習場に郵送し、戻ってきた練習場の状況(倒産・閉鎖)を確認、新設練習場はインターネット及び各地区連盟からの報告を頂き状況確認したという。
その結果、全国のゴルフ練習場の施設数は3840施設となり、前回(2022年10月現在)と比べ154施設増、率にして4・2%の増加となった。施設の内訳はアウトドアが42施設、1・8%減の2322施設、近年大幅に増えているインドア施設は196施設、14・8%増の1518施設となっている。

地域別施設数は、アウトドアでは関東729施設が最も多く全体の構成比は31・4%を占める。以下、関西294施設(12・7%)、中部・東海293施設(12・6%)、九州289施設(12・6%)でほぼ横並び。都道府県別では東京都142施設(6・1%)、愛知県136施設(5・9%)、埼玉県128施設(5・5%)の順であった。
インドアでは関東933施設が最も多く全体の構成比は61・5%を占める。しかも東京都は596施設で39・3%を占めて圧倒的。増加率では東京都が11・4%増なのに対して、大都市近郊や地域大都市圏では3割以上の増加もあり、少し郊外にも広がってきている。
同連盟では、今年度調査からわかる傾向として、アウトドア練習場施設の減少とインドア練習場施設の増加という傾向は変わらないとした。特に東京を中心とした大都市圏でのチェーン店系インドア練習場施設の出店が目立っている。またインドア施設は、打席数(1~2打席かそれ以上か)、運営方法(無人、スタッフ常駐、必要に応じて)など、経営形態も様々に展開されている様だと報告している。

「ゴルフ特信」第7017号より一部抜粋

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