2024.04.29
2024/4/29 11月全国プレー料金指数、114・7Pで3・4%上昇
総務省統計局が発表した令和5年11月の全国消費者物価指数(2020年基準、CPI)は106・4ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比2・5%上昇し、27カ月連続の上昇となったが10月は2・9%上昇で上昇幅は0・4P縮小した。生鮮食品を除く食料が6・7%上昇、宿泊料は62・9%上昇した。対してエネルギーは10・1%の下落(ガソリン3・9%上昇、電気代18・1%下落、都市ガス代16・8%下落)もあり上昇幅が若干縮小した。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の11月の全国指数は114・7P(10月は115・7P)で、前年同月比は3・4%上昇(10月は2・7%上昇)し、20カ月連続の上昇となった。「東京都区部」の11月のプレー料金指数は119・3P(1万5537円)で前年同月比は1・2%上昇し、5カ月連続の上昇となった。
また、小売物価統計による主要都市部の11月のゴルフプレー料金でみると、東京都区部が1万5537円(前年同月比1・2%増)で最も高く、福島市が1518円(前年同月同)で低い。上昇率では80・6%増(1812円→3272円)の青森市、下落率では19・9%減(4097円→3280円)の水戸市が目立ち、東北地方で上下動が大きかった。
集計46都市のプレー料金は、単純平均で5727円となり、前年の46都市での5650円と比べ1・4%の上昇となり、3カ月連続の上昇となった。
ちなみにゴルフ練習場の11月消費者物価指数は103・1P(10月103・1P)で1・9%上昇(10月は2・1%上昇)と、これで23カ月連続の上昇となっている。