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2024.05.19
2024/5/19 景気ウォッチャー調査12月、先行きDIが標準の50に

内閣府は12日、『景気ウォッチャー調査』の令和5年12月調査の結果を公表した。
北海道から沖縄までの全12地域で『現状判断』に回答したゴルフ場関係者は6地域(11月6地域)計10人(10人)で最高評価の〝良くなっている〟は0人(0人)、〝やや良くなっている〟は0人(4人)、〝変わらない〟は5人(2人)、〝やや悪くなっている〟は3人(4人)、〝悪くなっている〟は1人(0人)。現状判断DIを独自に算出すると、令和5年12月は36・1となり、前月の50に比べ13・9ポイント(以下、P)もの下落となった。下落は5カ月振りのことだ。
12月は、天候面で比較的恵まれたものの、「3カ月前と比べると来客数は11%ダウン」(南関東地域、経営者、やや悪くなっている)、「3カ月前も今月も入場者数は予算に届いておらず」(東海地域、支配人、変わらない)、「来場者数や予約状況に変わりない」(中国地域、営業担当、変わらない)など入場者好調とする地域がほぼなかった。「コロナ禍の制限が撤廃されても、特に高齢者が戻ってきていない」(南関東地域、従業員、やや悪くなっている)と状況説明するウォッチャーもいた。

『先行き判断』は6地域(11月6地域)計11人(12人)が回答。〝良くなる〟は1人(0人)、〝やや良くなる〟は1人(3人)、〝変わらない〟は7人(4人)、〝やや悪くなる〟1人(3人)、〝悪くなる〟は1人(2人)。先行きDIは標準の50で、前年同月の41・7に比べ8・3P上昇した。これで、2カ月連続の上昇となった。
先行きでは、暖冬の見込みから来る期待感によって南関東地域のウォッチャー(経営者)は「天候が落ち着いているときは集客に期待できる」として〝良くなる〟と判断、九州地域のウォッチャー(従業員)は「3月以降の団体予約の問合せが増えており、予約状況も好調である」として〝やや良くなる〟と判断しており、両ウォッチャーの良判断が先行きDIの押上げに貢献している。
なお、業種全般の令和5年12月DI(原数値)は現状が50・9で前月比1・1P上昇(5カ月振り上昇)、先行きが48・6で同0・8P下落(8カ月連続下落)となっている。

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「ゴルフ特信」第7038号より一部抜粋

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