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2024.05.21
2024/5/21 北海道2023年入場者、約314万人で前年比1%増

北海道の2023年入場者状況が、北海道ゴルフリポート(札幌市)の調べで明らかになった。
それによると、前年と集計できる110コースの延べ入場者数は313万8323人で、前年に比べ3万7774人、1・22%の増加と、2年連続でプラスを記録した。延べ営業日数は前年比30日、0・12%増加の2万4556日となり、1日平均入場者数は127・8人で前年より1・4人増えた。メンバー構成比は27・2%で前年の30・2%よりも3ポイント下落しており、非会員のゴルフプレーが活発だったことがうかがえる。
地区別(14地区)の状況については、後志地区(9コース=小樽、ニセコなど)が前年比9・31%増を大きな伸びをみせ、以下、胆振地区(18コース=苫小牧、室蘭など)7・10%増、石狩南地区(17コース=北広島、千歳など)2・97%増、留萌地区(1コース)1・65%増、日高地区(1コース)0・25%増と5地区で前年実績を上回った。減少は9地区で、札幌地区(8コース)0・01%減、十勝地区(7コース=帯広、幕別など)0・08%減、釧路地区(2コース=鶴居、釧路など)0・56%減、空知地区(10コース=由仁、栗山など)0・68%減などと続き、上川地区(11コース、旭川、富良野など)7・93%減と宗谷地区(4コース=稚内、歌登など)8・67%減の2地区は落込みが大きかった。

北海道の23年は同リポートによると、3月は暖冬少雪に加え気温の高さから前年よりも15コース多い29コースが営業を開始し、入場者数が前年の7倍増を記録、幸先よいスタートを切った。4月は雨の日が多く3・2%減となり、5月2・0%増、6月6・4%増、7月2・9%増、8月2・3%増と4カ月連続で前年実績を上回った。秋に入ると降雨や降雪といった天候不順によって9月0・0%減、10月6・2%減、11月11・2%減とマイナスが続いた。
12月については7地区25コースが営業し、降雪、低温による大幅減少となった前年の反動から入場者数1万3772人で前年同月比6692人、率にして94%増とほぼ倍増している。
北海道の23年の入場者増加は、道外客、国外客、さらに女性客が大きく貢献しており、女性客は43万8139人で前年比4・3%の増加、道外客36万3646人で同23・9%の増加、国外客については新型コロナの5類移行もあって6万4581人で同7409・4%の増加となっている。

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「ゴルフ特信」第7039号より一部抜粋

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