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2024.06.12
2024/6/12 東急不動産とENEOS、廃食油の活用について合意

東急不動産㈱(東京都渋谷区)とENEOS㈱(東京都千代田区)は2月7日に、廃食油を持続可能な航空燃料(SAF)の原料として活用する取り組みに関する基本合意書を締結したと発表した。世界的な環境対応の意識が高まるなか、航空業界では航空機の燃料を従来の化石燃料から廃食油やサトウキビなどを原料とするSAFに切り替える取り組みが進んでいて、両社は廃食油を活用し、この取り組みへ貢献するという。
東急不動産では23年11月30日に開業した複合商業施設「COCONO SUSUKINO」(ココノススキノ、札幌市)や、東急リゾーツ&ステイ㈱が全国に展開、運営するホテルやゴルフ場29カ所で排出される廃食油を回収し、ENEOS和歌山製造所(和歌山県有田市)で事業化を進めるSAFの製造プラント(能力40万KL/年)で原料として使用する予定。COCONO SUSUKINOは、施設で発生する廃食油全量をSAFに活用することを目指しており、実現すれば全国で初の取り組みになるとしている。

「ゴルフ特信」第7046号より一部抜粋

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