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2024.06.15
2024/6/15 2023農薬年度、農薬出荷実績、数量減も金額増

公益社団法人・緑の安全推進協会(東京都千代田区)は、2月1日に2023農薬年度(2022年10月~2023年9月)の緑地・ゴルフ場分野での農薬出荷実績を発表した。
同期間の出荷数量は7503ton・klで前年比5・9%減、金額は304億69百万円で前年比5・9%増となった。
分野別出荷数量では「芝」が2534ton・kl(2・7%減)、「樹木」349ton・kl(9・1%増)、「緑地」4620ton・kl(7・6%減)。
分野別出荷金額では「芝」が216億02百万円(7・4%増)、「樹木」27億08百万円(0・8%減)、「緑地」61億59百万円(5・0%増)。
種別では殺虫剤は数量5・1%減(金額0・9%増)、殺菌剤は数量0・9%減(金額3・7%増)、除草剤は数量6・4%減(金額7・4%増)、植物成長調整剤は数量7・2%増(金額15・6%増)、その他(忌避剤、殺藻剤等)は数量3・5%減(金額5・5%増)となった。

芝に限ると殺虫剤は数量14・4%減(金額5・8%増)、殺菌剤は数量0・9%減(金額3・7%増)、除草剤は数量0・0%減(金額9・5%増)、植物成長調整剤は数量6・1%増(金額16・5%増)、その他(忌避剤、殺藻剤等)は数量8・2%減(金額7・8%増)となった。
数量減にもかかわらず出荷金額が増加しており、販売金額の上昇が感じられる。また前年に「芝」で数量36・4%減(金額1・0%増)だった植物成長調整剤の反動増が少し目立った。

「ゴルフ特信」第7047号より一部抜粋

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