㈱アコーディア・ゴルフ（石井歓社長ＣＥＯ、東京都品川区）は４月３日、九州電力㈱（福岡市）、㈱筑邦銀行（福岡県久留米市）、ＳＢＩホールディングス㈱（東京都港区）の３社による合弁会社である㈱まちのわ（福岡市、入戸野真弓代表取締役社長）と提携し、４月より同社運営ゴルフ場が所在する群馬県藤岡市及び群馬県甘楽郡甘楽町に対し現地決済型ふるさと納税サービスを提供することになったと発表した。アプリを使ったふるさと納税サービスの利用提供は同社では初の試みとしている。

このほどサービス開始した「まちのわふるさと納税アプリ」を活用することで、利用者はふるさと納税の申込から寄附手続き、返礼品の受領までの一連の手続きをスマートフォンのアプリ上で行えるようになり、返礼品であるゴルフ利用券を電子的に発行することが可能となる。ゴルフ利用券が即時発行されることで、従来の紙の発行方式にあった自治体からの郵送が不要となり、自治体のふるさと納税関連コストの削減や、利用者がゴルフ場で寄附し、その場でふるさと納税の返礼品を受領できるといった、新たなふるさと納税機会の創出、利便性向上を実現するとしている。

４月１日より、群馬県藤岡市所在の藤岡ＧＣ、緑野ＣＣ、ツインレイクスＣＣ、群馬県甘楽町所在の甘楽ＣＣにて取扱いを開始、順次、他エリアのゴルフ場にも拡大していく計画で、今後も地域活性化、地域貢献に取り組む方針で、持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）の支援を表明している。

「ゴルフ特信」第７０６７号より一部抜粋